読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

リーマン投資家の貯金ブログ。

全財産のほとんどを株に突っ込んでいる、リーマン投資家のブログです。投資のこと中心にいろいろつぶやきます。

書籍レビュー「三日間の幸福」

書籍レビュー

三秋縋氏著。

寿命が急に残り3ヶ月になったとき、自分は一体何を考え何をするのでしょうか。

その答えの一つがこの小説に書いてあると思います。

 

高飛車であまり人から好かれずに生きてきた主人公は、3ヶ月を残して残りの寿命を全て他人に売り払わなければならなくなってしまいます。

全てを諦めたり、捨て鉢になったり、心機一転したりと、数週間のうちに人生の精算をしながら揺れ動く主人公の心が表現されています。

 

ラストは少し恋愛&ファンタジーな方向に行ってしまいますが、むやみにハッピーエンドにしようとしているのではなく、見方によってはハッピーエンドにもバッド・エンドにも見える、悪くない終わり方だと思います。

人によっては読み終わった後、虚脱感に襲われます。

 

ただ個人的には主人公に感情移入できず、作品にのめり込むことはできませんでした。

心情表現がわりと直接的であっさりしていて、じっくりと主人公の気持ちを読み込めるような感じ出なかったからでしょうかねえ。

主人公の「行動からにじみ出る気持ち」みたいなものが垣間見えるともっとよかったかなーと思います。

やっぱり、表現の深さで言うと表紙通りラノベレベルだったなと。

 

総合評価★2つ